夏コミ、コミティアと夏のイベントに参加してきました。
暑さ対策
昨年と比べれば「酷暑」いくぶん穏やかでしたがそれでも、真夏のコミケは暑い!暑さ対策は必要です。
・冷凍ドリンク
例年通り、凍らせたハンディパックのアクエリアス類を保冷バッグに詰めての参加でした。熱中症対策には常時体を冷やすことが重要で、飲むだけでなく、ポケットなどに入れて体を直接冷やすことも効果的です。とはいえ凍っていると肌に触れたところが痛くなります。袋状になっているハンドタオルなどを利用して、穏やかに冷やせるようにすると良いようです。タオルでくるむことで結露を抑えられるのも良いですね、水濡れは本には天敵ですから。
http://ftmm.jpn.org/archives/211.html
・冷製スープ
売り子の阿里さんが持っていて感心したので真似してみました。
冷えていて塩っけのあるものだとか、食事の代わりになるようなものを会場で手に入れるのは難しい。そもそも暑いので食欲もわかない。そこで役に立つのが冷製スープ。レトルトで、直接飲めるタイプが良いようです。忘れてはいけないのは「ストロー」を持ってくること。コンビニとかのレジでタダで貰えますよね。個別包装されているストロー。レトルトをちょっと切り開けて飲むと口内に広がる美味しさがたまらない!ストローで飲むので、スープには具の少ないタイプが良いです。間違って調理用のスープ(牛乳などで薄めて加熱して食するタイプ)を買わないようにね!私は間違って一つ購入してしまい、めちゃ味が濃くて飲めませんでした。トホホ。
良い例:ハインツ:大人むけのスープ・冷たいシリーズ
http://www.heinz.jp/Products/Soup
上記の冷凍ドリンクとセットで保冷バックに入れておくと良い感じです。レトルトスープ自体を冷凍してもいいのかな。
夏の新刊:
「制服スペクトル分校」は夏らしい表紙の絵も効果があってか好評でした。ただし主観的には製作工程や時間の都合、アイディアをほとんど表現できなかったのもあって、不満の残る作品、というか単体では完成しておらず、続き物になってしまいました。早めに続編を執筆したいですね。うーん。
書店委託は例年のように行う予定です。9月中には店舗に入る見込みです。こちらはまた報告します。
布ポスター
布ポスターがお気に入り。今回のティアではポスタースタンドで掲示してみた。軽くやわらかいので当たっても痛くないし、安全だし、ひょいっと持ち上げられるし、裏側からも絵が見えるし(かつ裏であることが分かる) pic.twitter.com/F1eQoVGQdd
— こーわ (@kowa) September 1, 2014
コミケではいつもポスターを印刷してスペース内に展示しています。ポスタースタンドはいくつかチョイスが製品があるのですが、PO.SU.TAという数年前に出た商品がコンパクトな収納、軽さ、十分な性能ということで周りのサークルを見ると普及率が高いようです。
ただ、そのコンパクトさ故に安定性には欠けていて、ふらふらするし、倒れやすかったりします。毎回近傍のサークルで倒れるのを見かけます。もちろん、床にテープで止めること、在庫の箱などを重石にしておくことが必須ですけれど、本質的な問題は、ポスターが重すぎる、大きすぎることにあるようです。重心が上になりがちだし、風が吹くともろに力を受けてしまいます。
そこで、いまさら気づいたのですが、布ポスターというのがかなり良いソリューションのようなのです。布と言っても薄手のもので、「のぼり旗」などに利用されるタイプが良いようです。最近ですとタペストリーの生地としても利用されることがあるようですね。
のぼり旗タイプの布ポスターにはいくつか利点があります。風を受けてもひらひらと力を受け流すのでスタンドが倒れにくいこと。裏面からでも絵が見えること(とはいえ裏面であることは分かるので、後ろのサークルにとって紛らわしくはない)。そしてなにより、布の質感と透明感がかわいいのです。裏から光が当たる場所だと輝いて見えるし、夏らしくて涼しげ。
薄い布なので当たっても痛くないし、通り抜けるときひょいっと持ち上げられるし、折りたたんで運んでもわずかなシワで済むので、搬入にも有利。コミケの時は紙ポスターをスタンドに設置して布ポスターは卓上に配置していたのですが、コミティアでは布をスタンドに設置してみたところ、利便性は言うまでもなく、視認性も悪くないので今後は布ポスターをメインで利用していこうと考えています。
大判プリントサービスで「ポンジクロス」と呼ばれる布印刷に対応しているかどうか、確認すればよいはずです。というか「のぼり印刷」で検索すると異常に安いサービスが見当たります。同サイズの紙ポスターより安いことすら・・。試してみようかな。
コミケットプレス:気になる作家ベスト100ノミネート
コミケット準備会が毎回発行している冊子に、コミケットプレスというのがあります。主にサークル参加する人が次回申込書を購入するときに付録として付いてくるのを読む事が多いのだと思いますが、一般の人も100円程度で購入できたはず。毎回コミケに関連した話題を楽しく読むことができます。
で、今回は唐突に「気になる作家ベスト100」という記事があって、そこに私がランクインしていました。41位わー!34票も。ありがたい・・。
@kowa: 噂に聞いていたコミケットプレスの記事で動揺した pic.twitter.com/d57KwVpSeo
— こーわ (@kowa) August 17, 2014
コミケ申込時には毎回アンケートがあり、申込者は「あなたが今気になる作家は誰~」というのを書くことになります。特に公開されるわけでもなく、準備会の配置担当の人が参考にしたりするという話を聞いたことがあります。なので申込者はおそらく素直に、お気に入り作家や、今注目株の作家などを書いているのだと思います。母集団は最大5万くらいだけど有効投票数は不明。それが今回、唐突に集計されて発表されました。これまでも数回集計されたことがあるようですが、その期間もばらばら。
この手の人気ランキングって、1位や2位が圧倒的多数の投票を受けて、下位グループを引き離すことが多いと思うのですが、得票数をみると分布は穏やかで、私の位置してるランクも同順が多くいる。みなの投票がかなりバラけている証拠ですね。いかにも同人イベントらしくて嬉しくなります。「いま注目している作家」という質問が、そういう傾向:バラけやすいを生んでいるのかもしれませんが。
100位の顔ぶれを見ると、知らない作家も半分ぐらいいる。名前を知っている人は有名人だよなーという印象なので、そのジャンルではそれなりの人気作家なんだろう。
自分がランクインしたことが自分の履歴書に書けるわけでもないけど、だからこそ、素直に嬉しい気持ちでいられるきがします。
もう少し頑張ります。