メッセージを頂いた。
「サイトには百合とかビアンとかの表記がないけれど、
百合系の作家って言われるのは不本意?」
全然うれしいことですよー(壊れてる日本語
実は何かをくくるような単語(百合とか萌えとか○○系とか)を使うのが苦手です。なんでそういう単語を使わないかというと、言葉でくくることで「分かった気になる」というのか問題だと思うから。だから具体的に言うことにしている。女子が好きな女子が好きで一緒に女子っていいねえってお話ししたいとか。
仮に私の頭の中に「まあ一言で言えば○○だな」というような感情があっても、それは言わない方がいいと思ってる。読んでいる人に追体験してもらって同じ感情を共有してもらってそれで、「それって○○ですよね」と理解してもらうのが楽しみとしてのコンテンツのあり方だと思う。
情報を効率よく正しく伝えるのが目的の文章とは、書き順が真逆。
で、女子好きの話に戻るけど、
オタ界隈では、百合はすっかりネタとして定着した感があると思う。たとえば萌え四コマ系(←くくってるやん)は女子しか出てこないマンガが多い。
もう少し直接的に百合を扱ってる作品もアンソロなども含めればかなりの数になると思う。ちょっと前に発行されたの百合姫ワイルドローズなんて、すばらしすぎて、女子女子とかおっぱいとか制服とか、もう私は書かなくても良いかなと思うぐらいで。
百合って言葉だけど、百合って狭義のイメージが強くて使いづらいなってのもある。いわゆる少女向けの女子恋愛というもの。でも私が好きなのはもうすこし幅広くて・・というか濃度が薄くて、小動物が絡み合ってるのをニコニコして見てるような感覚なのですが、これはなんて言うんだろう。
これを模索しているときが一番ジャンルとしては楽しい時期のような気がするので、あまりこだわらないようにしていますが。
それと、自分が女子のことが好きな気持ちを女子に代理してもらってる感じなので、これは百合やビアン好きと言うよりも、ウブなだけなのだろうとも思います。
百合普及委員会 Mail 2007.12.21-02:52 Edit
いつもお世話様です。
こーわさんの「女子好女子」の一言に尽きるのではないでしょうか。
この言葉、自分も非常に好きですね。
手短に今日はこの辺で。