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描画位置のずれは、ペン持ち方で変わる！

一番の問題として取り上げた描画位置のズレですが、店頭で触った友達の話を聞くと、そこまでズレは酷くない印象だったとか。なんでだろう…？

ひょっとしたら私の機種だけが不良品だったのかなあ？
自分の机周りの電磁気ノイズとかかな？とか
ひょっとして使い方がわるいのかな？！

とかいろいろ思って調べてたら気が付いた。ペン持ち方でズレの大きさが変わるようなのです。

45度に傾けたグリッドに沿ってリアル定規を使って描画。描いているときはペンの向きや傾きは変わらないように操作した。

私のペンの握り方は、あまり「正しい」持ち方ではないようです。ペン軸が人差し指ではなく、親指に寄り添うような握り方で、真上から見てペンの向きは４５度ぐらい、画面との仰角は６０度ぐらいになります。正しい持ち方だと、ペンの向きは３０度ぐらい（時計で言う10時の方向）、仰角は６０度ぐらいになるらしい。

図は３つの仰角、９０度：画面に垂直、５０度：私の持ち方、３０度：かなり傾けた持ち方、のそれぞれで前回と同様の描画チェックを行ったものです。多くの人がどういう持ち方をしているのか分からないけど、私がズレが特に気になったのは、自分のペンの持ち方にクセがあったからなのかもしれません。

購入を検討している人は、ぜひ机の上で自分が絵を描く姿勢で検討してみることを勧めます。また、位置のずれが気になっていた人は、ペンの持ち方を変えて、直角ぎみにしてみるというのも手だと思います。

色のこと追加

付属のCDromについてた色情報ファイル（iccプロファイル）を読んで色度を見てみた。測定器でも測ってみましたが、ほとんど同じでした。

白い線がsRGB、ピンクの線が12wxの色表示範囲。

まあ予想通り狭いね・・。青も水色がかってます。

映像信号をアナログでつないでいるせいかもしれませんが、色以前にディスプレイガンマがひどい。調整したいけど、マルチモニターはどうやって調整するのなあ？って思っていたらビデオカードのドライバーの機能で調整できることが分かった！やるなnVidia！なんとなくビデオカードのドライバーをアップデートしてみたらその機能が追加されていたのだ。

私が使っているのはGeforce7300GSとかいうビデオカードなんだけど、店頭でよく分からずに１番安いのを買ったものだったので、そんなことができるとは思いもしなかった。っていうかマルチモニタできることも知らなかった（笑）。当初はオンボードのビデオと両方使うのかなーとか思っていたぐらいだし。

設定できるガンマ調整は簡便にも設定できるけど、実はかなり細かく設定できる。自由に曲線を調整できるのだ。ちょっと大変だけど、マルチモニタの両方に同じ画像を表示させて、見た目をあわせる、というふうにすれば調整可能だと思う。