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まちなかスケッチとMulti8 / Graffiti mateでの彩色

2014.05.22

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ときどき制服女子スケッチをしてはその場でiPhoneで撮影してtwitterにアップロードしてます。上の例では旅先スケッチという体ですが、なんてことない日常の女子のかわいい様子を描くのはほんと楽しいです。もともとは手元にあったボールペンとノートとで気軽に描いていただけなのに、色塗りも含めて道具が最適化してきました。自分メモもかねて、道具について記載しておきます。
(参考)twitterの画像 https://twitter.com/kowa/media

 ボールペンはビッグサイトのコピーセンターでもらったノベルティ。一見安物っぽい4色の油性ボールペンなのだけど、これの青色だけがなぜかとても気に入ってる。照明光によって色合いが変わるのだけど、青というよりは少し紫がかっていて、明るくて、明かりに照らして見ると光沢が赤みがかってる。(分光反射というのかしら?)。インクが切れて、変えが欲しくなって、大きな文具屋さんに行って何本も青ボールペンをテストしてみたのだけど、同一の色味のものが見つからない。結局ノベルティ販売をしている通販で同一の品をみつけてサンプル購入して解決・・したというのだろうか。宣伝文句を見るとドイツ製のインクなのだとか・・本当かな。油性ボールペンのもってりした手応えと、筆圧に応じてかすれる表現、さらに重ね書きすると色が濃くなってほんのり色相が違って見えるのが楽しい。とは言えほんの僅かな違いなので、個人的なこだわりなのだとは思う。

 A6のノートは、無印良品の「上質紙滑らかな書き味のノートA6」。ポイントは表紙の黒い厚紙が固めであること。立って手に持って絵を描くときに下敷き代わりになるといいますか、台座がしっかりするので描きやすい。ページを開いて360度折り返して持つと、さらに台座がしっかりする。ノートの紙は少し黄色がかっていて、仕事で使う白い紙のノートとは気分を変えて利用できるのが個人的には好都合。もともとは何でも思いついたらA6ノートにメモを集約するべし、というライフハック系に感化されて始めたA6ノート利用なのだけど、さすがに仕事とプライベート(絵)は分けたほうがいいなあということで現在二種類のノートを持ち歩いてる。

 色付けはマルチ8とgraffiti mateの合体品。当初はボールペンだけで素描を続けていたのだけど、なんとなく物足りなくて、また絵の塗りが苦手だというのを克服したい目的もあって、簡単に色付けできる方法はないかなあと模索していた。複数の色鉛筆を持ち歩くのは体積/重さ的にきびしいし、色を塗るたびにペンを持ち変えるのも大変。そこで「多色 色鉛筆」と検索してみると見つけたのがマルチ8 (ぺんてる製)という多色ペン。色塗りの道具というよりは、色ペンとして利用することが想定されていて、マインドマップなんかと相性が良いらしい。

 マルチ8は4色ボールペンぐらいの太さに8色の色芯が内蔵されてて、色はスチャスチャ切り替えられる。操作には癖があるけど慣れればとても軽快に操作できる。指で先端を押さえながら芯を出す感じ。マルチ8自体には何種類がシリーズがあるらしく、国内の標準品が2種類、無印良品OEM、海外仕様の逆輸入品などとある。外見の見た目が違うだけでなく、おどろくことに含まれてる色が異なるのだ!。ペン自体の透明度や素材が違うために使い勝手が異なる。

アップロードファイル 242-2.jpg

 写真に写っているのはマルチ8標準品(灰色)と、海外逆輸入品(透明)。透明のほうが色芯が認識しやすく、軸を回して色を選択するときに楽なので、もし1本だけ買ってみるのであれば、無印良品(透明)のをおすすめします。店舗で見つけやすいだろうし。それと海外仕様のはペン軸のホルダーが明るい色なのでちょっと楽しい気持ちになりますね。反面おもちゃっぽいでそのへんはお好みで。また標準品にスーパーマルチ8という別機種がありますが、これは色芯のかわりにボールペンなどが入っている変わり種なので使ってません。それぞれの商品で色芯が異なるので、一体どの色がいいのだ?と悩むのだけど、替芯としてすべての色が売っているので跡で買い揃えることは可能です。

 ・・などカラフルに描けて楽しいんだけど、このマルチ8、どうにも発色や塗り心地が良くない。全体的にくすんでいて、芯もロウっぽくてクーピーのような描き心地。なんとかならないかなあ。

アップロードファイル 242-3.jpg

 というところで別のシリーズの色鉛筆に出会う(写真)。pencoの Graffiti Mateという逸品。これは芯を12色持ち歩いて、その場でペン軸にセットして使ってくださいというもの。pencoらしい可愛いデザインだし、色も綺麗。・・で良いのだけどいかせん、多色をそのまま隣接してケースにいれるので芯が他の色と混ざって汚くなる問題がある。ペン軸も重いし入れ替えも面倒。

 そこで、というか実は最初から気づいて購入したんだけど、Graffiti Mateの芯もMulti8の芯も直径約2mmなので、これ入れ替えて利用できるんではないか?と思って試してみたらばっちり、問題なくマルチ8に装着できた。Grafiti mateのデフォルトでは芯が長すぎるで適当に折って調整する必要があるけど、それはまあ問題なし。マルチ8は芯が飛び出過ぎないように芯の後端にストッパーの金属がついているのだけど、ストッパーが無くても操作的には問題はない。

 で、結局は二種類のマルチ8に合計16本の色芯を詰め込んで利用しています。なかなか満足。

 と道具にこだわっているくせに、多色表現をするのは難しくて、陰影をつける青と、肌の色を塗る赤~ピンク~肌色の色しか使えていない。主線に青ボールペンを使っているからか色に制限があるみたいなんだよなあ。いろいろ模索していきたいです。

 
 
 

以下:アフィリンク

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