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パン作り体験受講(取材)

2011.06.12

夏コミにも当選したので取材に行くことにしました。

>◎貴サークルは、日曜日 西地区“あ”ブロック-01a に配置されました。
http://twitcomike.jp/?id=0080-3-AAh-01-a
というわけで、こちらもこうご期待です。

 
 

パンに関する勉強や空想をこれまで同人誌で繰り広げてきた私ですが、実を言うとパン作りの経験はほとんどなかったのです。

作ったと言ってもホームベーカリーだったり、炊飯器を使った擬似パン作りだったりだし、それにになにより、本を読んで試したに過ぎないのでどうにも頭で理解しただけという感じがしていて一度はちゃんとしたパン作りを学んでみたいなあ、料理教室にでも行ったらいいのかなあなんて思っていました。

それが隣町の石窯パン工房(わりと有名らしい)が一日体験教室を開いているとのこと!参加することにしました。(恋さんが見つけてくれた&予約してくれた。ありがとう!)

アップロードファイル 209-1.jpg
作ったのはベーグル。

体験した結論からすると、さすがに一日体験コース(それも数時間)だけあって、まさにパン作りの体験、分量もそろえて準備された具材を混ぜて、言われたとおり捏ねて脹らませて・・わお、おいしいパンのできあがり!というものでした。

とは言ってもおいしいパンには理由があって、材料や道具が全く違うのですよね。
たとえば、

小麦粉:強力粉(タンパク含有量が多め(13%))
塩:  ゲランド塩(ミネラルや不純物が多い)
糖:  粗糖(黒糖と白砂糖の中間)
油脂: パームオイル(無味無臭。パンに臭いをつけないためらしい)
イースト:生イースト
あとは水。

そうそう、それにパンを捏ねるための大きな机も重要。おもいっきり叩いたり捏ねたりしても安心だものね。

作っていて感じたのは、強力粉の粘りが非常に強いこと、生イーストの発酵力のためか脹らむのが早いこと。

そして捏ね方やのばし方でマイナーなミスを指摘して直してもらえたのも嬉しい。ミスというか、うまくいくためのTIPSのようなもの。そうそう、こういった失敗と修正の繰り返しがやりたかったの!

 
そして何より違うのがこの石窯。

アップロードファイル 209-2.jpg
石窯。さすがに焼成は先生が行った。

家庭用オーブンとの決定的な違いは、全方位からの遠赤外線と蓄熱量らしい。尋ねてみたら温度はだいたい四〇〇度程度とのこと。パンを入れてものの三分程度で焼成完了したのはちょっと驚きだった。

火力が強いと表面だけ焼け焦げちゃうけど石窯(遠赤外線)だと中まで焼けるのですねえ。
そして焼きたてはおいしいおいしい。

パンの生地を無心に捏ねているときは、ホントに楽しい。香りもいいし、脹らんだふかふか生地を触ると、なんだか
禁断の何かを触っているような気持ちになって夢が広がる妄想脹らむ。表面がぷるんさらりとして表面はひんやり(6度に冷やして発酵させたのです)。

パン専門店の工房だけあって、部屋(というか小屋)に入ると生イーストというか天然酵母のにおいや、釜の薪のにおい、炎と石窯の熱気。

そうそう、こういった目や音や体で感じる、体験が欲しかったの!

本から読んだ情報だと、著者の価値観や判断をどうしても反映してしまうのに対して、自分が体で感じた場合、何が自分にとって重要だと感じたのか、面白いと思ったのか、人に伝えなきゃと思うのかを自信を持って伝えられる感じがする。

さあ!がんばるよ!いろいろ

00:49 [Comment:1]

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わかりません URL 2011.12.21-12:49 Edit

逝ってよし(´-ω-)♂ http://e29.mobi/