Ko-wa's Inn / ftmm.jpn.org

お疲れさまでした。
寒波ということで覚悟して厚着してきたんですが、会場内は熱かった！やっぱりコミケ楽しいです・・・・。

感想日記はまたあとで。

新刊をゲットした方、いかがでしたでしょうか。疑問質問ありましたらコメントくださいね。

それでは良いお年を

★以下(10-01-04)追記

雑感

今回の新刊は（理由はさておき）同人とは関係なさそうな印刷所にお願いした。それに伴って、前日搬入や夜のビッグサイトなど、新しい体験をすることができた。

前日搬入

同人印刷所ではない場合、本の会場搬入が行われないというのが最大の問題。どうしたかというと会場近くの宅配便営業所に届けてもらって、そこからクルマで前日搬入した。私は新幹線での上京なのでクルマといってもレンタカー。タクシーとか赤帽とか使うことも考えたのだけど、自由度的にレンタカーにした。料金６０００円というのはまあまあ悪くない気がする。幸か不幸か新刊がとても薄い冊子だったので、自分手で運ぶことが可能だったからなんだけど。道具は２輪カートのみ。ダンボール４箱＋荷物。なんとか運べるはず。

会場周辺の有明地区を車で走るのはかなり久しぶり。以前神奈川に住んでいた頃は、クルマで会場入りすることも多々あったんだけど、愛知に引っ越してからは初めてかもしれない。道路事情がずいぶんと変わっていることを実感した。

会場に前日搬入するためには、事前に準備会に専用の手続きが必要で、さらに当日申請書を出したりネームタグを付ける必要があったりする。夕方５時から入場可能になるので、ちょうど５時頃に会場に着くように移動したら既に遅しで臨時駐車場が満杯。ちょっと遠いところに停めざる得なかった。運んでいるときの風が冷たい！一人なので心も寂しめ！

前日夜の会場は、昼とは全く雰囲気が異なっていて、大人の仕事の場。そりゃまあ当然だけど独特の緊張感と、同人のエネルギーがどんどん煮詰められている感じがして面白い。当然だけど夜担当の準備会スタッフもいる。こちらは本当に裏方だよね。感謝。

印刷所の搬入がどんなふうに行われているかも観察することができた。メジャーどころの印刷所はレンタカートラックで荷物を運んでいたり、大勢の臨時バイトが雇われていたり。その場で（結構良さそうな）賃金が払われているのを見たりすると、コミケの経済効果とか意識してしまうよなあ。

本

今回、いつもとちがう装丁だったり印刷所が違ったりしたのは、狙ってやったのではなくて、原稿が遅れて、この選択肢しかなかったからというのが本当のところ。中綴じ本だったり、表２表３にも印刷があるとか、結果としては新しい試みにはなった。
そして12ページなので価格は１００円。手に取ったときのペラ感から１００円以上はつけがたいと感じたんだけど原価率は計算したくない感じ。無料配布グッズとか考えれば大したこと無い、はず。

頒布

１００円ならお金のやりとりも楽で早いかなと思ったけど、それほどでもなかった。理由は、他の既刊が違う価格であることと、おつりの問題。５００円本なら、貰うのも５００円玉だし、１０００円札でもおつりは５００円玉１枚。非常に手際が良い。１００円の場合４００円のおつり、９００円のおつり、になるから・・・・と考えて、なんでそこまで頒布効率を考えないと行けないのか疑問になってきた。コミケの時間はみんなにとって貴重だからなんだけど、値付けを悩みすぎて本作りにまで影響が出てしまうのはもっと大きな問題だ。

当日の様子

東ホールはやはり人気なのか、それとも配置の問題か、なんだかずっと混雑していた気がする。だけど島中配置だったので対応のしようもない。スタッフにずっと助けられていました。ありがとうございます・・。つねに周りを見渡していたり、通路に出て列整理をするのは非常に疲れる。いや、列整理だけなら案外気楽なのだけど、そこに友達が来たりすると会話したくなるし、本を交換しましょうよ、となるとぐるりと回ってスペース内側に戻って本を取ってくるからすごく大変。いや、取ってきたり交換するのは楽しくて良いんだけど、じゃあその時に列整理は誰がやるんだ？という問題。ううう。

周りに気を遣う性格なので、自分が原因で混雑が起こると気が気でないんです・・ああ小心者。人の多さ、在庫や荷物、頒布量、といった「量」の問題はスペースが限られている以上、抜本的な解決方法もないわけで、ある程度で諦めて、リラックスしてイベントそのものを楽しむ心の余裕がないと辛くなっちゃうなあというのが今回の反省点。本作りは全力で、当日は人に助けてもらって、自分は楽しむことを第一にするのが重要かなあ、なんて思う。

本の内容

一カ所、パンチラがあることを鋭く指摘されてかなり驚いた。よく見ているなあ。「結合様式」と言うにはタイトルに偽りアリでした。

意外な来客

今回は使わなかったけれど、印刷所のサンライズのカラー印刷担当の人が訪ねてきてくれた。前回の本の印刷にちょっとした不満があって電話で長話をしたからなんだけれど、ちゃんとしたクレーム（？）というか相談をしてくれる客は少ないらしくて、逆に感謝された。（大いにリップサービスだと思いますが）。新しく導入したFMスクリーンもこなれてきたので、しっかり宣伝されてしまった。しかし正直自分の絵にそこまでの解像度がないので使うかは微妙。FMスクリーンというのはインクジェットプリンターみたいな印刷方式で、細かいとこの再現性が高いのだけど、個人的にはAMスクリーンの方が好きです。

再版と委託の予定

1/17の大阪トレジャーに再版を間に合わせたいと思っています。書店委託は同時期になんとか。