1日経って、ただいま家に帰って参りました。
コミケに三日間参加したけど、本を買うことより、
シンポジウムや休憩室の会議棟が快適すぎてコミケにいることを忘れる快感とか
上海アリス時間外宅配受け取りで並んでいたら、上海アリスの大行列を目の当たりにできたり
その後「だーーーっと段ボールを抱えながら大混雑の東12を突破してください」という無謀なスタッフ指示に笑ったり。
三日目は、自分のスペースのすぐ脇のシャッターからすぐそばに植木が見えてて、
蝉の鳴き声が聞こえて、とっても夏らしい気分満喫でのんびりしていたり。
そして来た人はご存じの通り、反則な販促だとかw。
新刊については、、じつは不完全燃焼な感情があって、
今後どうしようと悩んでおります。在庫?加筆訂正?再版?書店委託?うーん。
追記(09-08-23)
今回のコミケでの新しいことというと、なんと言っても西ホール配置。そして初めての壁配置。
西配置はいつ以来だろう?コミティアやコミケットスペシャルは除くと初めてのような気がする。
東ホールと比べて会場が暗い感じとがする、というのは観察してみたら室内照明が3~4個に一個しか点灯していないせいだった。なんでもっと明るくしないんだろう?コスト?熱?電気代の高さは認めるけど経費ならば参加者は認めると思うんだけどなあ。(ちなみに東は2個に1個ぐらい点灯してる&天井に明かり取りの窓がある)柱が多いのと部屋が曲がっていること、東に比べて天井が低いことなどがあるけど、このへんはあまり気にならなかった。
西ホールの場合、配置場所は壁とはいえ距離的に島中とそれほど離れていないし、荷物置きスペースもそれほど広いわけでもなく(島中配置の場合奥行き135cm。今回のスペースは165cmぐらいだった)、最大のメリットは壁にポスターを貼れることだった。
というわけで、今回はいつもの倍のサイズ、A0サイズポスターを用意して貼ってみました。幅89cm。一つのスペースに割り当てられたサイズぴったりです。お隣さんも同じサイズで並んでいたしバランスが良かったと思います。
でっかい!神戸屋さんの胸的なサイズが私の頭より大きいの!けど壁に貼ると普通かも
このポスター。宅配で持って帰ってきのはいいのだけど、会場で誰かにプレゼントした方が良かったなあと思った。貼ってはがせるテープを使ったので傷や破れもないんです。 どなたかほしい人いらっしゃいませんか?よければ本への感想や予想(笑)などを書いてinfo[あっとまーく]ftmm.sakura.ne.jpまでメールをください。返送アドレスだけくださればOK。着払いにてお送りします。 ←終了しました。ありがとうございました。
配置のロケーションは一番右奥、入り口からもっとも離れたところだったのですが、過度に混雑することもなく(なので立ち話とかしやすくて良かった)、かといって過疎ることもなく(なので寂しい思いもしなくてすんだ)、ちょうど良かった気がします。東ホールと遠いのは正直、寂しかったですけどね。
それと、スタッフさんに最後尾札を作っておいてくださいと念を押されたので作った札だけど、残念ながら使うシチュエーションはほとんどありませんでした。ずっと私が手に持ってました・・・。
そして今回、初の試みだったんですが、コスプレ売り子さんが導入されました(反則な販促と評判)!それも二人も!どういう経緯でこうなったのかについては、聞かないでいてください・・・。
なんか買ってくれている方も照れていたり。
私もすごく照れ屋なので、自分のスペースにもかかわらず、なかなか正視できませんでした。正視しないけどずっと見てましたが(そのために通路に立ってた)。売り子を手伝ってくださった、TさんPさんOさんSさんに心から感謝です。
配置ロケーションで良かったことというと、もうひとつ、搬出の宅配便窓口が近かったこと。終了後には宅配窓口が大行列になるので早めに在庫やゲットした本を宅配搬出したいのだけど、遠いと行動や時間が読めなくて困ること多し。窓口が近いとこまめに行動できてとても助かる。というのも、今回、その、、、在庫がいっぱい残ってしまったんですが、先読みして早めに搬出したおかげで、精神的にも良かった。もちろん。家に届いた段ボールのタワーを見て呆然とするのですけどね・・。
そして例年のコミケのとおり、たくさんの人と会うことができたこと。東ホールに配置されたサークルの友達も多く来てくれたりして、ホントに嬉しかったり(自分は東には行ってないので)。会った人をがんばって記憶でリストアップ。暑さと披露でもうろうとした頭では、記憶容量もあっというまに限界。
そうそう、うれしかったことが、
看板を持って通路で立っていたとき、歩いている人の会話を盗み聞き。ポスターを見て、
「あーここ、制服女子でなんか説明したりする本の」
とか会話しながら歩いていく二人組みだとかがいて。
どういうシチュエーションでそういう会話になるのか想像すると楽しい。
(その二人組はその場で本を買っていないのだ)
イベント終了後は、撤収作業も手早く終わって快適。水上バスに初めて乗ったり!感想は・・というと、屋上に出られないタイプの船だったのであまりよく分からなかった。居眠りしちゃったしね。その日の夜はホテルに宿泊だったのだけど、翌日から重めの仕事があったりして、なんだか余韻に浸る暇がありませんでした。
今回の本の件
原稿の締め切り間際。こりゃ間に合わないわ・・とやっつけで仕上げてしまった点もあって、実を言うとできばえに不満で情けない気持ち。当日、頒布していてもなんだか地に足が着かない感じだった。表紙のカラー印刷もちょっと不満があったりして、一点が気になるとあらゆる問題点が目に付くようになってしまう。再版するにしても、あんまり印刷が違うのもどうかと思うんだけどどうしようかなあ。
ちょっと完成度が低い、と思っているとき、すかさず厳しい評価を伝えてくれる友人がいるのはホントに嬉しい。表紙のことをYさん、内容全体のことをSさん。ふたりとも長いこと私の本を見てくれている人なわけで、きっと正しい評価なんだろう。
書店委託は行う予定です。しかし再版する必要があるのでもう少し時間が掛かりそうです。ごめんなさい。中途半端に残っている在庫とのかねあいが難しい・・・。
ゆー Mail 2009.08.18-15:02 Edit
お疲れ様でしたー。
新刊はゲットで来ましたが
こーわさんを見つけられなくてご挨拶できず……
相変わらずこの本を読んでニヤついてる顔は人に見せられないと思える出来で楽しませていただきました。次も楽しみにしてます。