赤塚不二夫が亡くなった。
バカボンだとか、レレレのレだとか、それはまあ子供のころから何度もテレビアニメを見たりして大いに影響を受けていたと思うのだけど、彼の作品の中で、自分が特に影響を受けたと思うマンガがある。
実家の本棚のどこかにあるはずなんだけど・・
それは、
・ニャロメのおもしろ数学教室
・ニャロメのおもしろ宇宙論
・ニャロメのおもしろ生命科学教室
の三冊で、1985年ごろに出た本。自分が小学校の頃だ。一般的にどれくらい認知されていたのかは知らないけれど、自分にとっての赤塚不二夫はこの本、というくらい大きな存在だった。何度も読んだ。高校に行ってからも、大学に行ってからも読んだ。(というか、大学に行ってやっと、この本に出てくるような知識を学ぶことが出来たんだし)
おかげで今もなお、数学者のオイラーというと「オイラはオイラー」とか言うおっさんのイメージが浮かぶし、アルキメデスはめんたまの飛び出た「アルキ デメ ス」が浮かんでしまう副作用が(笑)。
そして今、自分がこの職に就いているのはこれらの本に大いに影響を受けた結果なんだと思う。そしてマンガを描いて、いつかはサイエンスのおもしろマンガを描いてみたいって思うようになったのも、この本が念頭にあるから。
がんばろう。
そして、
ご冥福をお祈りします。
百合普及委員会 Mail 2008.08.04-03:31 Edit
いつもお世話様です。
こーわ様が1985年に小学生という事は自分と同世代がほぼそれに近いご年齢になりますでしょうか。
サイエンス本といえば、当時は皆、学研の本を読んでいて中でも学習漫画が人気ありました。今は亡き内山安二先生の絵が忘れられません。赤塚不二夫先生つながりでは、よこたとくお先生の学習漫画も随分読みました。よこた先生は赤塚先生と10代のころから親交があった事も昨日の訃報記事で初めて知りました。最近は漫画もテレビも見なくなりもっぱらラジオ中心の生活なので、この訃報を聞いたときには寂しさを感じ、やっぱり自分も昭和の人間だなと思いました。まあ、時代の流れが速すぎてついていけないのもあるんですが....。今の小学生が携帯電話を掛けている姿を見ると何だかなあ....。
新刊の表紙、いいですねー。しっかりと手を繋いでいるとこはポイントが高いです。やっぱり女子×女子は心が和みます。委託販売の方、期待しています。
長文で失礼しました。